石垣の美 魚見岳台場(長崎市) 

梅雨の中休み。土日の長崎はいい天気でした。今日、長崎市戸町への用事のついでに魚見岳台場(うおみだけだいば)に寄ってきました。
台場とは、異国船の打ち払いなどを目的とした砲台のことで、長崎では江戸時代 鎖国の中唯一の海外との窓口としての警備のために設置されたものです。もしかして砲台の残骸が残っていると思いきや砲台はおろか台座も残っていませんでした。ただ、すばらしい石垣が良好に残っていました。
台場というと、東京のお台場が有名ですが、まだ遺構が残っているとのことですので、いつかは訪れたいと思ってはいますが、いつの日になることやらです。

①DSC_7908
三の増台場下の案内版です(クリックすると拡大します)。上から下へ一の増台場、二の増台場、三の増台場と呼ばれています。一の増台場の左側に火薬を保管していたといわれる御石蔵があります。その下にも小屋があったとのことですが、何もなく、草に覆われて入ることができませんでした。もともと長崎には、承応2年に作られた古台場(7箇所)、文化5年に作られた新台場(5個所)、文化7年に作られた増台場(4個所)、嘉永6年に作られた佐賀台場(3個所)の4種に分けられ、魚見岳台場は文化7年に作られた増台場のひとつです。

②DSC_7882
魚見岳台場入口。ちゃんと案内版に加えて、説明版も設置されています。右の橋は女神大橋。

③DSC_7886
案内板に沿って進みます。

④DSC_7894
急な坂道を登ります。

⑤DSC_7898
数分でまず三の増台場にたどり着きます。眺めがよく女神大橋や長崎港を行き来する船を楽しむことができます。

⑥DSC_7914
三の増台場全景、三つの増台場の中ではもっとも小規模です。左端には石碑が設置されていました。

⑦DSC_7912
三の増台場を下から見上げたところです。天守台石垣と言いたい所ですが、残念ですが違います。

⑧DSC_7918
三の増台場からさらに登っていくと二の増台場が見えてきます。

⑨DSC_7923
立派な石垣が現れます。お城の石垣とは違うので中央の階段も枡形や折れ曲がりなど戦闘的な城の特徴を持ちません。

⑩DSC_7925
でも、立派で美しい高さのある石垣です。

⑪DSC_7985
こんな立派な石垣があるとは思いませんでした。

⑫DSC_7935
二の増台場へ上がる階段。

⑬DSC_7938
二の増台場から南側を撮影。

⑭DSC_7942
二の増台場からこの階段で一の増台場へ。

⑮DSC_7944
一の増台場の前面(西側)の石垣。

⑯DSC_7951
一の増台場中央から北側を撮影。

⑰DSC_7950
一の増台場南側の石垣。この石垣も綺麗です。

⑱DSC_7958
一の増台場の北側にある御石蔵。火薬庫として使われていたようです。江戸時代に作られた総石造り小屋を見たのは記憶に無く、興味深く拝見させて頂きました。

⑲DSC_7955
御石蔵の案内版。

⑳DSC_7995
最後に三の増台場から眺めた景色。対岸にも台場跡があるようです。

最後までに見て頂きありがとうございます。
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石垣の美 葛籠城(つづらじょう)(佐賀県) 

5月2日に会社の同僚と城山への山登りと併せて登城した勝尾城・筑紫氏館跡およびその支城群の葛籠城編です。
勝尾城の支城には葛籠城のほかに、高取城、鬼ヶ城、鏡城などがありますが、いづれも山の中ににあるので登城が容易でなく、今回の支城の登城は葛籠城のみとなりました。
この葛籠城は、明瞭に残された空堀が何重にも取り巻き、お城というよりも陣地のような縄張りを持つ、手軽に登城できるお勧めのお城です。

葛籠城地図
丸囲み番号は各コメント頭に付加している番号の場所と一致させています。(但し、だいたいの場所しかわからないところもありますので目安程度にしてください)
クリックすると拡大します。

①DSC04884
①葛籠城から歩いて数分の場所に駐車場があり、この案内板が設置されています。

②DSC04885
②葛籠城の入口。一応、行先表示板があります。

③DSC04887
③空堀っぽいですが、案内板では特に説明はありません。

④DSC04889
④えぐられた空堀の痕跡がはっきり残っています。

⑤DSC04890
⑤葛籠城の遺構の見どころはこれらの空堀です。この先も空堀の写真が続きますので、空堀にまったく興味の無い方は、つまらない可能性大ですのであしからず ^_^;

⑥DSC04892
⑥家臣団屋敷跡。

⑦DSC04896
⑦次は主郭周りの空堀。

⑧DSC04897
⑧主郭をと囲むように綺麗に空堀が巡っています。

⑨DSC04898
⑨外堀から眺めた主郭

⑩DSC04899
⑩主郭中央付近。ほぼ円形をしています。

⑪DSC04904
⑪主郭直近の空堀。

⑫DSC04911
⑫石垣の案内板。

⑬DSC04912
⑬葛籠城はあまり石垣が残っていませんが、数少ない石垣のひとつ。当時はこのような石垣が取り囲んでいたと思われますが、ほとんど残っておらず残念。

⑭DSC04915
⑭案内板には空堀とは書いてありますが、大阪城のような大きなお城のお堀をイメージしている方にとっては、どこが空堀かさっぱりわからない方もいるかと思いましたので、念のために朱書きしてみました。

⑮DSC04922
⑮空堀の中を歩いてみました。はっきりとV字に刻まれています。

⑯DSC04925
⑯空堀の案内板。もう一本外側にも空堀が通っているようですが、今回は訪れず。

⑰DSC04928
⑰明瞭にV字の空堀がわかります。

今回の勝尾城・筑紫氏館跡およびその支城群の訪城はこれで終了ですが、高取城、鬼ヶ城など他の支城の登城が残されており、また、山の山頂や稜線に築かれている勝尾城やその支城群から取り囲まれるように作られている城下町があるとのことですが、発掘が十分でないようで、今後楽しみなお城です。

そういえば、先日本屋さんで「歴史発見 城入門」という雑誌を眺めていたところ、城好きとして有名な笑点でおなじみの春風亭昇太さんが、勝尾城を一押しの城として紹介していました。勝尾城はあまり有名な城ではありませんが、見る人によっては非常に興味深いお城のようです。同じく城好きの田村淳さんの一押しは犬山城でした。僕の場合、大分県の岡城かなぁ。

最後まで見て頂きありがとうございました。

客船など 

長崎は朝からまずまずの天気で、客船も入港するようで、ちょっと外出してみました。

DSC_7772.jpg
女神大橋から長崎港の様子。少々霞んでいます。

DSC_7779.jpg
客船が入港中。Costa Victoria(コスタ・ビクトリア) 75,166トン イタリア船籍 よく入港する客船です。

DSC_7777.jpg
軍艦島クルーズは大人気です。

DSC_7817.jpg
水辺の森公園から撮影。女神大橋とツーショット。

DSC_7827.jpg
水辺の森公園に海上保安庁の巡視船が停泊していましたので、併せて撮影。海上保安庁の皆様ご苦労様です。

DSC_7795.jpg
コスタ・ビクトリアを正面から撮影。

DSC_7737.jpg
長崎はビワの産地です。茂木ビワが有名ですが、僕のおやじの実家の西彼半島でもビワが栽培されています。売り物にならないビワのおこぼれにあずかれます。普通にウマイです。

DSC05124.jpg
最後に、遅ればせながら城好きのバイブル本「日本城郭大系」の九州を網羅した三冊を購入。オークションで併せて八千円弱。昭和55年発行。既に30年以上を経ていますが、この怪物本を超える本を知りません。

今日本屋さんの歴史コーナで城の本を漁っていたところ、お隣に女子高生2人。「日本刀」の本を小脇に抱えて、この本も欲しいし、いや、この本も欲しいと、お城の本を取っては直し、また、取っては直しと....「小田原城~、北条の....(黄色い声で)」 初めてレキジョなる女性を拝見させて頂きました^_^;

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プロフィール

しんこう

Author:しんこう
しんこうといいます。長崎市在住の50歳目前のオヤジです。かみさんと子供2人の4人家族です。よろしくお願いいたします。趣味の山登り、城や地元長崎の様子などについて発信させて頂きます。この屋根瓦は倉敷を訪れた際に、色の組み合わせが綺麗だなぁと思って撮影したものです。

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