松山城(長崎県東彼杵郡波佐見町) 

こんにちは、6月に入り梅雨の季節です。先週末、今週末共に天気はいいのですが、湿度が高くて、梅雨の到来を感じさせます。



さて、井手平城に引き続きゴルーデンウイークに登城した松山城をご紹介します。松山城は東彼杵郡波佐見町にあり、戦国時代、大村氏と後藤氏がせめぎあう国境の城です。この松山城を巡って幾度の戦が行われています。



戦国末期には大村方の福田丹波守がこの城を守っており、丹波守の留守中に後藤勢から攻められましたが、丹波守の娘が城兵を指揮し、自らも投石、敵を退散させ、「石打ちの御子」と呼ばれたと伝えられています。
しかし、その後、後藤氏に屈すると、大村氏の家臣で丹波守の弟薩摩守忠兼により丹波守は追放され、兄に代わり松山城主となります。



松山城は130m程の丘陵地を利用、中央に主郭を配し、尾根沿いに小規模な郭を持つ小規模な山城です。主郭は南北に長く東西は狭いため、城内に居住したとは考えにくく、平時は麓の居館に住み、緊急時に城内に立てこもったものと思われます。



①D70_8086
①松山城西側からの撮影



②D70_8073
②麓の道路脇に設置されている説明板



③D70_7953
③南側から登城します。個人の敷地内を通りますので、一言お断りを入れて登城させて頂きました。ありがとうございました。
縄張り図によると南側からは登城道があるように記載されていますが、実際には道は不明瞭でした。



④D70_7972
④主郭。南北は長いですが、東西は十m程度しかなく、大きな建物を造るには適しません。



⑤D70_7973
⑤北側に進むと土を積み上げた高まりがあります。物見台でしょうか。



⑥D70_7993
⑥主郭北端から北東の尾根沿って進むと、堀切を発見。しかし、堀底はかなり埋まり、不明瞭です。



⑦D70_8010
⑦更に北東へ進むと、先端部は段々の小規模な曲輪があります。(写真ではわかりにくいです)



⑧D70_8017
⑧主郭北端直下の様子。北西の郭と連絡する武者走りのように見えます。



⑨D70_8019
⑨主郭北端直下の切岸。



⑩D70_8023
⑩石積らしきものを見つけましたが、自然石でしょうか。



⑪D70_8027
⑪最後は北西郭の堀切。この堀切も深さがありません。




縄張り図
hasami_matsuyama1.jpg 
※「長崎県中近世城館跡分布調査報告書Ⅱ(詳説編)」から転載させて頂いております。




所在地
これまでご紹介した写真の撮影場所をマークしてみました。写真説明の丸囲み番号と一致させています。
間違いがあればご連絡頂けると幸いです。



最後まで見て頂きましてありがとうございました!


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COMMENT

肥前のなでしこ
「石打ちの御子」といい、「照日姫伝説」といい、波佐見には誾千代ばりのカリスマなでしこが二人もいるんですね。(勉強しました(笑))

私の地元の岩村という城でも女城主・おつやの方が織田・武田間で運命的な人生を送っています。(最近「ヒストリア」でも取り上げられていました。)

男性に隠れがちですが、女性たちも城を守るために頑張っていたんですね。男顔負けだったんだろうな・・。
2017/06/06(火) 15:45:52 | URL | 久太郎 #- [Edit]
久太郎さま
こんにちは(^^)
コメントありがとうございます!
あまり有名でないお城でも、歴史をひろっていくと、興味深い出来事が昔あったりしますよね。こういった伝承が町々にあって、興味は尽きないというか、泥沼にはまっていく感じです(^^;
岩村城の女城主は有名ですよね、岩村城は迫力のある石垣もあって、行きたいお城リストに入ってます(^^;
女性といえば、大河・真田丸では、沼田城で昌幸を追い返した小松姫ですかね、吉田羊さんのキリリとした表情が忘れられないですね、



2017/06/06(火) 22:50:13 | URL | しんこう #- [Edit]

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Author:しんこう
しんこうといいます。長崎市在住の50歳目前のオヤジです。かみさんと子供2人の4人家族です。よろしくお願いいたします。趣味の山登り、城や地元長崎の様子などについて発信させて頂きます。この屋根瓦は倉敷を訪れた際に、色の組み合わせが綺麗だなぁと思って撮影したものです。

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