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棚底城(熊本県天草市) 

こんにちは
台風12号が本州に接近、九州北部にも来襲するようです。特に先日の西日本豪雨に見舞われた方々への二次被害が心配されます。


さて、先日この暑いさなか、蚊や蜂、クモの巣を覚悟しつつ天草の山城に登城してきました。長崎から天草へは茂木-富岡間の高速船を利用するのが最短ルートなのですが、船のダイヤの関係で滞在時間は7時間程度。今回は河内浦城、久玉城、棚底城の三か所を巡ってきましたが、見どころ多い棚底城をご紹介します。


戦国時代の天草は、天草氏、志岐氏、上津浦氏、栖本氏、大矢野氏による天草五人衆により治められており、棚底城は上津浦氏(こうつうら)の一族の居城でした。「八代日記」によると1544年から1560年にかけて、上津浦氏と栖本氏により城をめぐって戦いが行われたそうです。
棚底城は東西340m、西側にある標高90mの主郭(Ⅰ郭)から東に向けて階段状の郭が連続して下っている縄張りになっています。


国指定史跡ということもあり、草木は掃われ、散策しやすく、また、遺構の改変は少なく現状を留めており、お勧めのお城です。
よろしければ本ブログ巻末の地図と併せてご覧下さい。



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01 棚底城全景。南側から撮影してみました。



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02 石碑と駐車場。軽自動車だと5台ぐらいは止めれそうです。駐車場は城の東端にあります。



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03 登城口は駐車場のすぐ脇にあります。



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04 郵便受けにビニール袋に包まれたパンフレットが置かれています。ただ、パンフレットは湿気でくっついていました。最近はネットで情報が入手できるのであまり必要性は感じません。



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05 しばらく登るとⅧ郭に到着。国の指定史跡なので、きれいに整備されています。写真右がⅧ郭。奥のほうにⅦ郭が写っています。



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06 Ⅶ郭です。おそらく築城前はなだらかに登っていたと思いますが、削平していくつかの郭を整備したのでしょう。



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07 Ⅶ郭の石積はこんな感じです。右上にⅥ郭の石積が少し見えています。



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08 更に登るとⅥ郭に到着。Ⅵ郭の石積と奥にⅤ郭の側面部が見えています。Ⅴ郭の東側に石積はなさそうです。



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09 更に進みます。写真左側がⅤ郭で、右の高いところがⅣ郭です。



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10 Ⅵ郭からの眺めです。郭は木々に囲まれていて視界は限られています。



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11 Ⅳ郭の様子です。この郭は主郭(Ⅰ郭)に続き城内でも広い郭のようです。説明板によると、熱を受けた陶磁器の破片が多く出土されているとのことで、広い郭を持つこのⅣ郭に生活の場があり、また、戦いが行われたのでしょう。



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12 更に進むとⅢ郭が見えてきます。見えにくいですが奥にⅡ郭・Ⅰ郭が続いています。沢山の郭が続き見どころが多い城です。Ⅲ郭は石積で郭を補強しています。補修工事のためかビニールシートで囲われています。



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13 Ⅲ郭の左側の登城道を通ってⅢ郭に入ります。Ⅱ郭は目の前です。



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14 Ⅱ郭からⅢ郭とⅣ郭を見下ろしてみました。



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15 やっと主郭(Ⅰ郭)が見えてきました。主郭は写真右側の登城道へ回り込み東側から登ります。



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16 主郭東側に回り込んできました。



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17 主郭北側には珍しい遺構が残っていて。説明板によると三重横堀とのこと。主郭北側の防御のため三重の横堀と土塁が造られているようです。写真は二つの横堀を写したものですが、遺構はかなり改変されていると思いますが、今でも高いところは背の高さを越える場所もあります。



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18 そしていよいよ主郭へ



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19 主郭の様子です。主郭は小さい3つの郭で構成されています。説明板によると沢山の柱穴が見つかっており、城主の館があり、建物が幾度も立て替えられたのではないかとのこと。また、茶道具の破片が出土されており、茶の湯が行われていたようです。



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20 主郭西側には小規模な桝形虎口っぽい遺構が見られます。主郭西側には帯郭や小さい郭が造られていることから、ここから出入りしたのでしょうか。



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21 主郭北西にある堀切



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22 民家の石垣。お城仲間の方によると倉岳おろしという強風を避けるための石垣とのことです。




棚底城のマップ
01_map_tanasoko.jpg

※天草市役所観光文化部文化課発行のパンフレットから抜粋させて頂いております。



棚底城の場所

最後まで見て頂きましてありがとうございました。


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Author:しんこう
しんこうといいます。長崎市在住の50歳過ぎのオヤジです。かみさんと子供2人の4人家族です。よろしくお願いいたします。趣味の山登り、城や地元長崎の様子などについて発信させて頂きます。この屋根瓦は倉敷を訪れた際に、色の組み合わせが綺麗だなぁと思って撮影したものです。

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