梅雨明けの3連休。どこにいこうかとそわそわ。今日は大村市にある玖島城に行ってきました。僕のブログは山登りが中心ですが、山登りと同じぐらいお城も好きです。玖島城って、大村ボートに行くときに通るお城程度の認識で特に気にも留めていなかったのですが、意外と遺構が残っているようなので登城してみました。お城は久しぶりで、島原の日野江城以来1年ぶりでしょうか。お城好きといっても、皆さん色々と嗜好があるようで、建物や石垣も無く、空堀程度の遺構しか残っていない山城が好きな人もいれば、現存している天守閣を回る方もいらっしゃるようです。ちなみに笑点の春風亭昇太さんは、かなりディープです。僕の場合は、石垣に美を感じます。圧倒的な高さで威嚇する石垣もあれば、ひっそりと苔むして佇む石垣もあります。
もし、よろしければお楽しみください。
大手門から眺める板敷櫓。玖島城の写真でよくあるアングルです。
城域北側の市営野球場近くからスタート。写真左側の登る道からではなく、右側の車道を通って、反時計回りに攻めることにしました。
しばらく進むと「いろは段跡」が見えてきます。
「いろは段」を登っていくと、詰櫓門にたどり着きます。
この門は廃城後もあまり手を加えていないようで、いい雰囲気を醸し出している門です。
「いろは段跡」を降り、車道を進むと、大村藩お船蔵跡に着きます。お船蔵とは船の格納庫です。船の格納庫にしては立派です。今では飛行機や高速道路が整備されていますが、昔は物資の輸送や軍事面で船が重要であったことが、この遺構を見て想像できます。お城の遺構として船の格納庫が残っているのは珍しいのではないでしょうか。
大村藩お船蔵跡を別の角度から。けっこう整備されているようで、美しく感じます。
大村藩お船蔵跡には屋根がついていたらしく、屋根の柱の礎石が残っています。
しばらく進むと板敷櫓が見えてきます。美しい石垣と青空で櫓が映えます。
大手門。でも、残念な門です。なぜかというと、鳥居が立っています。城内に神社があるので致し方ないのですが、普通、門に鳥居は無く、扉がつくものです。違和感ありありの大手門です。
「その2」に続く....
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